人民元相場が怪しい?また中国ショックが来る?

ここのところ、人民元の急激な下落に対抗するために、ドルに対する基準値を大幅に引き上げたり、人民元の流出を防ぐ狙いか、ビットコインにいたして「ビットコインは仮想的なモノであって、法定通貨のような通貨ではあらず、法的な定義も、金銭的な価値も有していない。」という声明を出したり、「人民元指数のバスケット採用通貨を13通貨から24通貨に拡大」でドル相場から関心を減らそうとしているといったニュースが多くなっています。

しかし、少し苦し紛れな対応のようにも感じます。果たして、これで人民元の下落はとまるのか怪しい気もします。

その背景にあるのが、外貨準備高の減少です。

一般的に、為替加入で自国の通貨安に対抗する方法は、ドル売り自国通貨買いなどで行うことになるわけですが、そのための資金が外貨準備高になります。

今、中国の外貨準備高は大きく減少していて、12月末で3兆ドルをかろうじて上回る水準にまでなっているそうです。中には「国際通貨基金(IMF)の適切な基準を満たすには、中国は外貨準備を最低でも2兆6000億─2兆8000億ドルに保つ必要がある」なんて話もあります。

つまり、中国からの資本流出で、人民元が急落するのを防ぐために、外貨準備高を減らして対応してきたが、それもそろそろ限界に近いのではという懸念が出てきているということです。

しかし、日本では、円安になると明るい話題として報道されるくらいのに、なんで人民元安がこれほど不安視されているのか???

そういえば、2015年に起こった株価暴落の中国ショックは、元々は人民元安ショックでした。中国が自国の経済のために、輸出企業に有利な人民元の引き下げを発表したことから起こりました。

その時の暴落以降、中国の株価は決して順調とはいえない低空飛行が続いています。

また同じことが起こらないようにと考えての対応なのかもしれませんが、上手くいくのでしょうか?

まぁ、中国の場合、規制でもなんでもかけて強引に歯止めをかけるというのをやってきた国ですから、びっくりするような方法で人民元安を防ぐこともあるかもしれませんが。もしかするとトランプさんの為替操作国発言を意識して動けないなんてこともあるかもしれません。

「7」の年はショックが起こるという話があります。

株価の10年サイクルという考え方でも、前回の底値が2009年だったことをそろそろ本当に暴落する可能性もありそうです。

また中国発のショックで株式相場が荒れることになるのでしょうか?

中国から目が離せない感じになってきました。

田仲 幹生

ⅭFP(ファイナンシャルプランナー)資格認定者、1級FP技能士、個人投資家

外資系の生命保険会社で営業を行い、後に税理士事務所に勤務、2016年から今までの経験を生かしながら、投資活動および資産形成を主な目的としたFP業を行っていきたいと思い独立。

0コメント

  • 1000 / 1000