確定申告の季節です。

年金の源泉徴収票や、証券会社などの金融機関から年間取引報告書や支払調書などが届くようになってきました。

こうなってくると、「そろそろ確定申告かぁ」という感じがしてきます。

会社員だと、確定申告をするイメージがあまりないかもしれませんが、本当ならば日本国民全員が確定申告をした方がいいのではないかなんて思うところもあります。

そもそも、確定申告とは、1年間の税金を計算すると同時に、1年間の所得を振り返る意味もあるように思います。

偉大な投資家として、また世界第3位の資産家として有名なウォーレン・バフェットは、13歳から確定申告をしていたそうです。

子供の内から、税金を意識する。見方を変えれば稼ぐということを考えてきたということです。

これはすごいことだなと思います。

確定申告で税金を計算していると、自分がどうやって一年間稼いできたのか、また何をしてきたのかをなんとなく振り返っているような感覚があります。

こういう感覚は、バフェットのような富豪に限らず、一般の人でも感じてみるといいのではないかと思うところです。

「お金とは」、「仕事とは」、「稼ぐとは」、そういったことが確定申告書を作る作業の中にいろいろと込められているような気がします。

源泉徴収と年末調整で終わってしまっていると、納税意識というものも生まれにくい。

納税は国民の三大義務だというのは、義務教育でも教わることです。でも、実際に自分が果たしている納税義務とはなんなのか、そういう感覚を持っている人は、大人でもあまりいないような気がします。

納税義務という言葉がテストに出るから覚えました。

この程度では、税金に対する意識というのは、なかなか生まれませんよね。

たぶん、国民の三大義務を教えている学校の先生だって、自分が納税義務をどうやって果たしているのか、というのを意識している人は少ないのではないでしょうか?

学校の先生だって、稼ぎ方は普通のサラリーマンと一緒です。確定申告なんてよくわかっていない人がほとんどだと思います。

もしかすると、お金持ちがやることだぐらいにしか考えていないかもしれません。

それでよく「国民の三大義務だなんて教えられるものだよな」なんて考えてしまうのは野暮かもしれませんが、そう思えるところもあります。

給与以外の収入がない人は、確定申告をしてはいけないわけではありません。年末調整をしていれば、確定申告をしなくてもいいとされているだけです。

この機会に、自分で実際に確定申告書を作ってみて、税金の仕組みや自分たちがどのようにして税金を納めているのかを感じてみるのもいいのではないでしょうか?

田仲 幹生

ⅭFP(ファイナンシャルプランナー)資格認定者、1級FP技能士、個人投資家

外資系の生命保険会社で営業を行い、後に税理士事務所に勤務、2016年から今までの経験を生かしながら、投資活動および資産形成を主な目的としたFP業を行っていきたいと思い独立。

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