ビットコインが再度上昇中、中国人民銀行の警告は?

昨年末に、一時15万円(1BTC)にまで上昇した後、年初に9万円台にまで急落したビットコインですが、その後じわじわと上昇を続け、2月8日の時点で12万円まで上昇してきています。

昨年末の急騰の勢いがすごかったため、年初の急落は仕方がない感じもありますが、意外と早く12万円まで戻してきたなという印象です。

ビットコインを取引している大半が中国だということなので、ビットコインの価格は、中国の状況が大きく影響を与えています。

中国でビットコインの取引が盛んになっている理由に、昨年末まで人民元を売ってドルを買う取引が規制されていたため、規制がされていなかったビットコインにお金が集まってきていたからとの話がありました。

つまり、ビットコイン人気が出た理由は、中国国内の人民元に対する不安からきている、言葉をかえれば、中国の金融に対する不安からきているのだと考えられます。

(中国の金融不安で人民元が安くなると、人民元で資産を持っていると、世界的には(他通貨から見れば)目減りしてしまうことになるため、他の通貨に替えておきたいと考えるようになる。日本でも円安になると同じ事になるのだが、なぜが円安は歓迎ムードで迎えられることが多い。)

年初にビットコインが急落した大きな原因は、中国当局の資本規制によるもので、ビットコイン取引に対する発言などもニュースになりました。

中国としてはビットコインにあまり人民元が流れないようにしたいがための対応だったようですが、ビットコインが再度上昇を続けていることから考えると、中国国内では、まだ中国の金融に対する不安が根強く残っているのかなという感じを受けます。

また、今回『中国人民銀、ビットコイン取引所に規制違反なら閉鎖の可能性と警告』とのニュースが出ましたが、今のところビットコイン市場に影響は見られません。まるで何もなかったかのような動きをしています。

これは、年初とは少し違う感じを受けます。

もしかすると、話題性やイベントを意識した投機的な買いではなく、保有を目的とした本格的なビットコイン投資が始まっているのかもしれません。

また、金価格の上昇も気になるところです。

ドル/円とドル建ての金は、ほぼ逆相関の関係が見られますが、今回のドル建て金価格の上昇は、ドル/円よりも強めに上昇している感じを受けます。

もともと金を買うのが好きなことで有名な中国でしたが、もしかすると今、ビットコインだけでなく金も積極的に買い始めたのかななんて想像をしてしまいます。

極端な話、近々中国初の金融ショックが起こることを想定している人がいる可能性もない話ではない気がします。

国内でも、今ビットコインの消費税の取り扱いについて税制改正案が出され、早ければ今年7月からビットコインの購入は消費税が非課税となり、より通貨としての利用価値が高まることになります。

これからの時代、資産を守っていくためには、仮想通貨についても自分には関係のない話としないで、多少でも知識をつけておく必要がでてくるのかもしれません。

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