バビロンでいちばんの大金持ち

さすが、1926年に出版され、90年以上も読まれ続けているだけあるなと感じました。

資産家になるための原理原則は、何千年も昔からずっと、今になっても何もかわっていないってことなのでしょうね。

それとともに、今も昔も変わらぬ人々の営みというか、そう言うのを感じました。

まぁ、バビロン時代のような奴隷というのは、今の時代に合わないので、なんとも言えませんが。

それでも、バビロンの奴隷は、自分で財産を持つ権利を許され、中には自分たちで商売を行い、主人との間で共同経営をしていた人たちもいたそうです。

この辺は、もしかすると現在の経営者と労働者の関係にも似ているのかなとも思いました。

ちなみにこれは、経営者と労働者が絶対的な主従の関係にあるという意味ではなく、主人に働きを認められた奴隷は、主人と共同で事業を行い、それぞれが定めた取り分で利益を分け合うということをしていたというところが、今でいう、のれん分けやフランチャイズといった仕組みに似ているのではと感じたからです。

それに、奴隷でも主人に利益をもたらす仕事をしたら、お金をもらうこともできたため、そのお金を使って、お金に働いてもらい、財産を築き、俗にいう奴隷とは思えない生活をするということもあったようです。

ところで、豊かになるための原理原則とは。

いくつかの習慣と考え方、法則があるというわけですが。

一貫して感じられたのが、①手に入れたお金の一部を蓄え、②蓄えたお金を使ってさらに稼げるようになる、という流れを繰り返すことだということでした。

これについては、今も変わらぬ絶対的原理原則なのだろうと実感します。

なぜ、こんな単純で、簡単に思えることが実行できないのか不思議なくらいのシンプルな話です。

何千年という期間が経っていても、このシンプルなことに気づき、実行できたものがどれだけいるのだろうと。

何千年もの期間があれば、地球上のほとんどの人が知っていてもおかしくないし、みんなが豊かになっていても不思議なことではないのでは?と。

それなのに、今になっても格差は広がるばかりということになっているのは、なぜなのか?

ホント不思議な話です。

教える人が少ないのか、シンプルなことなのに実行することが難しいのか?

教える人がいないにしても、たった1,728円程度の支出で学ぶことができる以上、ほとんどの人が知らないというのは、おかしい気がするし。

実行するのが難しいのかと言われると、給与からの定期積立と株式投資をするだけで、実効可能のようにも思えます。

おそらく、最大の原因は、「豊かになる」ということへの意欲にあるような気がしてきます。

本の中では、「本当に行きたがっている場所を知り、そこを目指して歩きはじめさえすれば、道は自ずと開けてくるのだよ」という言葉がありました。

原理原則も、実行方法も単純で簡単な話ですが、資産を築くためにフリーランチはありません。様々な失敗や躓きを繰り返しながら、徐々に資産は築かれていくもののように思います。

その失敗を恐れたり、躓いたときにやめてしまったりということがあっては、資産家にはなれないのだと思います。

例えば、資産家になるために何をしたらいいのかを知りたいけど、この本を1,728円も出して買いたくはないなと考えてしまうことも、資産家への道を遠ざける一つになっているのではと思います。

本を読むことはいいことだと思います。

近くに、憧れるような資産家がいて、なおかつ、お金のことについて協力的にいろいろ教えてくれるような人であれば、お金持ちになるために本を読む必要はないと思います。

でも、そんな人ばかりではないのが普通だと思います。

本には達人や賢者たちのノウハウから経験まで、いろんなことが詰まっています。

今だから言えることなのかもしれませんが。

そういった知識が、たった2,000円程度の値段で手に入るんです。これはすごいことだと思います。

私も、相当の本を読んできたつもりでいますが、何百冊読んだところで、数十万円ぐらいの投資です。

そして、そこで得た知識で手に入れられるものは、何百万、何千万、人によっては億単位にまでなることだってあります。

最終的に、資産を築くために必要になものは。

失敗を恐れない、躓いてもあきらめないといった、『目標へたどり着こうという意志の力』なんだろうなと思いました。

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