複利を知らずに、投資はできない?

資産を大きくしたいならば、必ず知っておかないといけないのが、複利です。

複利は、物理学で有名なアインシュタインも認める、偉大な力です。

複利を知らずして、資産形成はできないと言っても過言ではないかもしれません。


複利とは?

利息の計算には、単利と複利の2通りがあります。

単利は、元本に利率をかけて計算するものですが、複利は単利で計算した利息を、次に計算する時には、元本に組み入れて計算することになるため。

計算を繰り返せば繰り返すほど、どんどん雪だるま式に、得られる値が大きくなっていきます。

例えば、クロの破線と赤色の線を比べると、30年後の差は、4倍以上になります。

これが複利(赤)と単利(黒破線)の違いになります。

資産形成を目指すなら、赤色の線を目指すべきでしょう。

さらに複利で計算すると、たった2%の差も馬鹿にできなくなってきます。

例えば、赤色の線の10%と紫色の線の8%を比べると、30年後は1.6倍の差になってきます。

金額にすると、同じ100万円で運用しているのに、30年後には600万円も違ってくることになります。

1,000万円ならば、6,000万円の差です。

元手が大きくなればなるほど、その差を感じます。

しかし、複利の効果は最初は実感しづらいという問題があります。

複利(赤色)と単利(黒破線)のグラフを見ても、5年間ぐらいは同じところにいます。10年たってやっと多少差が出てきたのかな?という感じです。

そして15年でやっと複利と単利の違いがはっきりしてくるという感じでしょうか?

つまり、「複利の力はすごいのかも?」と頭では理解しても、実際の感覚として複利の力を感じるためには、10年以上の期間を経過する必要があることになります。

投資に関しては、10年以上続けることができなかったという人が結構いるように思います。

投資で資産を築いていくのに、面白くなってくるのは10年後からです。

10年を過ぎてやっと、増えてきたと実感するようなものだと思います。



複利で運用するってどういう感じ?

運用商品として投資信託を選択した場合、分配金などよりも値動きが大きすぎて、複利で運用しているって感じがしないんだけど。

と思うかもしれません。

これに関しては、私だって似たような感覚です。

でもそこは、思いこむしかないって感じだと思います。

どんなに値動きしていても、投資信託は複利で運用しているはずだと。

これは、もう強引にそう思うしかない気がします。

実際は、投資信託が投資している株式や債券などから配当金や利息を受け取り、その配当金や利息を再投資して運用しています。

これが複利運用ってことです。

値動きを無視すれば、複利運用とは、資産が生み出したお金で、さらにお金を生み出す資産を買って、資産を増やしていくという運用です。

利益を受け取って、使って終わるのではなく、受け取った利益の全部または一部は、資産の買い増しに使う。

といった行為を何度も何度も繰り返すことが複利運用になります。


複利運用をする単純な方法。

『常に収入の一定割合を投資に回す。』

これだけです。

重要なのは、割合ってことですね。投資信託の毎月積立みたいな定額の発想ではなく、割合で考えて投資をしていけば、自動的に複利運用になります。

1 給与×10% ⇒ 株式投資

2 (給与+株式配当金)×10% ⇒ 株式投資

といった流れです。

途中から、収入が増え、投資に回す割合が増やせるとなれば、さらに速い速度で資産が増えていくことになります。


72の法則を使って、簡便に計算する方法。

72の法則とは、複利で運用した場合にどのぐらいの期間で倍になるのかを簡便的に計算する方法です。あくまで簡便的な方法なので、正確に計算して得られる数値とは違うものになることには注意です。

それでも、大雑把に考えるのには、十分に使える方法です。

計算式 72 ÷ 年利率 = 倍になる年数

例えば、年利7%で運用できれば、約10年で投資元本はだいだい2倍になっているだろうということです。

そして20年後は2倍の2倍になるので、4倍ぐらいになるってことです。

さらに30年後には、2倍の2倍の2倍なので、だいたい8倍になることになります。

暗算で、大まかな計算ができるところはいいですよね。

逆に借り入れをしていたとしたら、年利2%の金利でも、36年後の返済総額は2倍になっていることになります。(住宅ローンの場合は、月々返済していくことになるので、ここまで増えることはありませんが)

利率の話が出たら、72の法則で、ざっくりと未来の金額を計算するようになるといいのかもしれません。




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