借金をするって悪いこと?

借金と聞くと、悪いことをしているって思うことありませんか?

借金はしない方がいいと言われたことはありませんか?

でも、借金って悪いことばかりでもないんですよね。


借金をする目的を考える。

借金で悪いとされているのは、生活費など日々の資金繰りに苦しんで借金をした場合です。

企業や投資家などは、借金をすることで資産をより大きく築いていたりします。

企業は、借金をして設備投資をし、売上を上げています。

不動産投資家などは、借金をして不動産という資産を持つことで、キャッシュフロー(収入)を増やしています。

FXや信用取引といった投資活動も借金を使ったものです。

つまり、借金をすることで投資をより効率的に行っていくというケースもあるということです。


車を買うために、投資信託を解約しますか?

車を買い替える必要が出てきました。

そのため、期待利回りが7%で運用されている投資信託をすべて解約し、車の購入資金に使いました。

仮に車の購入資金が200万円。投資信託の残高が200万円あったとします。

そして車のローンの金利が3%とします。

すると、

車の購入200万円をすべてローンで賄い、返済期間が10年とします。

すると、10年後の支払総額は、2,317,458円になります。

対して、投資信託の方は。

200万円を年7%で運用すると、10年後は、4,019,323円になります。

10年後のローンの支払総額と、投資信託の残高の差は、1,701,865円にもなります。

ざっくりとした考え方にはなりますが。

投資信託を解約して、すべて車の購入資金に回した場合。

10年後に手元に残るのは、10年落ちした中古の車だけになります。

対して、

投資信託の運用を続け、車の購入はローンで賄おうとした場合には。

10年落ちした中古の車と、107万円の投資信託ということになります。

もっと正確に、年7%で運用している投資信託から毎月の車のローン返済のための資金を取り崩すしていくことを計算した場合には。

10年後には、10年落ちした中古車と、約50万円ぐらいの投資信託残高が残る計算になります。

つまり、何かに使うお金を用意するために運用をやめてしまうよりも、低金利のローンを使った方が有利になることがあるということです。

そうなる理由は、もうわかっているかもしれませんが、ローンの金利よりも、運用の利回りの方が高いからです。


借金の使い方は、資産運用と組み合わせて考えるといい。

先ほどの例のように、借金をとことんしないようにするよりも、資産運用をしつつ、借金をうまく使う方がいい場合もあるということです。

そのための第一条件が、運用利回りよりも低い金利で借り入れができることです。

特に住宅ローンなどは、かなり低い金利で融資が受けられますから、キャッシュで住宅を買おうとするよりも、住宅ローンを使って買った方がいいと言えます。

そして手元にある資金については、うまく資産運用をしていくといいと言えます。

第二の条件が、キャッシュフローがマイナスにならないです。

資産運用をしながら、手元にある資金は運用したほうがいいからといって、ローンの返済が大変になるほどになってはいけないということです。

よくあるのが、新築の不動産投資などで、家賃収入よりも諸経費とローン返済の方が大きくなるなんてことがあります。

こんなことになっては、意味がないということです。

毎月の収入から、ローンを支払っても手元にお金が残る状態を作り。

その手元に残ったお金をコツコツと運用に回せれば、そのお金は複利効果によってどんどん大きくなっていき。

そして、その大きくなったお金は、新しいお金を生み出す資産になっていくことになります。

資産形成とは、こういう流れを作っていくことになります。


借金は悪ではなく、うまく付き合えば強力な味方になってくれます。

中には、こんなことを考える人もいます。

「毎月分配型投資信託で受け取る分配金で住宅ローンを返済していくことができるのではないか?」と。

毎月分配型投資信託には、年間20%といった高い分配金を支払っているものもあるため、こういう発想になるのだと思います。

この方法がいいか悪いかと言えば、ちょっと問題がある気もしますが。

借金の使い方の考え方としては、ある意味正しいのかもしれません。

借金とは、消費するために使うのではなく、資産を増やしていくために借金をするんだということです。

先ほどの例だと、「自分の手持ち資金は減らさずには、住宅だけを手に入れようとした」ということだと思います。

借金は、資産を増やすためにするものという意識をどこかにおいて借入を検討したいところです。

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