連日で高値を更新するNYダウ。買ってもいいのか?

2月23日、昨日で10日連続の高値更新となったNYダウ。

ここまでくると、もっと上がるのでは?という思いと、さすがに行き過ぎだろ?という思いが交錯してきます。

こんな時はどうしたらいいのだろうか?


上がると聞くと買いたくなるものです。

投資で儲けるとは、「安いときに買って、高くなったら売る」ことです。

これは、投資だけに限らず、すべてのお金を稼ぐことにつながる話でもあります。しかし、投資に関しては、上がっているときに買いたくなるのが人の心情ってものですよね。

「安いときに買って、高いときに売る」に従うとしたら、高値を更新しているときは、高いときである可能性が高いわけで、言い方を変えれば買ってはいけない時と考えることもできます。

しかし、上がっていると聞くと「買いたい」という気持ちも出てくるのもわかります。

ここが、現実と人の心の矛盾するところです。


高値更新中は買ってはいけない?

高値更新は買ってはいけないときなのか?と言われると、そうとも言い切れません。

出来高を伴って、高値を更新した時というのは、新しい世界に突入するようなものであるときもあります。

テクニカル分析的に言えば、レンジ相場(上限と下限を行ったり来たりする相場)のレジスタンスライン(上限)を突破した時には、それまで上限だったレジスタンスラインは、下限のサポートラインに代わると言われています。

つまり、レンジを上方向に突破すると、今までのレンジより上に、新しいレンジ相場が生まれるようになる傾向があるということです。

また、10日も高値を更新したら、次は下落する可能性が高いだろうと考えるかもしれませんが、確率でいえば、株価には上か下かの2通りしかないため、次に上に行くか下に行くかも1/2の50%ってことになります。

しかし、確かに確率は50%ですが、株式市場は人が取引している世界ですから、数学的な確率とは違って、過去を意識して動くところがあることには注意する必要がありそうですが。

とにかく、高値更新したから買ってはいけないとも言いにくいということです。


結局のところ株価はどう動くのかわかないってことです。

株価に対して弱気な意見を探せば、いくらでも出てきます。

逆に強気な意見を探せば、それもまたいくらでも出てくるものです。

結局のところ、株価がどう動くのかなんて誰にもわからないってことです。

どう動くかわからないものを予測しようというのは、無駄で終わることがほとんどです。

必要なのは、どう動いたときにどういう行動を取るかという作戦を考えておくことだと思います。


今みたいな時は、どうしたらいいのかな?

まず、個人的な意見から言えば、私の場合、徹底した安値を買いたい作戦なので、上昇している時には手を出さないを基本としています。

「下落している時に買う」、「バリュー投資に徹する」が私の基本的な考え方です。

それでも、上がり続ける相場を見ていると、買いたい誘惑に駆られます。

上がっていく中で買っていないということは、買っていれば得られるはずの利益を逃していることになってしまうからです。

それでも、我慢するべきだというのを過去の経験から感じているので我慢しようと頑張れますが。

まだ投資を始めて間もない、経験がまだあまりないといった場合には、そうもいかないのかなと思ったりします。

だったらどうしたらいいのだろうか?


とりあえず積立投資?

買わない方がいいのかも?と思いながらも、買いたい欲求を抑えられない。

という時には、積立投資を始めてみるといいのかな?と思います。

積立投資の考え方は、相場の変動を極力無視する作戦です。

かといって無視できるかどうかは、別問題でもありますが。

積立投資は、相場変動を無視して投資をする作戦として考え出されたものです。つまり、積立投資という投資戦略をしている間は、相場変動は無視していいということです。

これからどんな相場が訪れたとしても、最終的には勝てることを想定して考え出された作戦だということを頭に入れて行うべきです。

積立投資という作戦で、少しずつでも購入していけば、多少なりとも買いたい欲求も解消されるのではないでしょうか?

積立投資の他には。

株式以外で、投資できるものがないか探してみるというのもありかなと思います。

というよりも、私の場合これをよくやります。

株式投資用にキャッシュで持っているけれど、なかなか買う機会が来ないときに、他の市場を見回ったりしています。

今だと、クラウドファンディングや金、ビットコインなどがそれにあたります。

他には。

株式を買いながら、リスクヘッジで金などの逆相関の関係にある資産も一緒に購入して下落した時に購入する資金としてプールしておく。

という方法もありかと思います。

つまり、株価が上がっても下がっても、なんとか対処できるような作戦を常に考えて行動しておくということです。

ある程度自分の相場観ができてくると、極端な立場に立ちたくなるものですが、最初はどっちでもこいの感覚で相場と付き合う感じの方が上手くいくのではないかと思います。

田仲 幹生

ⅭFP(ファイナンシャルプランナー)資格認定者、1級FP技能士、個人投資家

外資系の生命保険会社で営業を行い、後に税理士事務所に勤務、2016年から今までの経験を生かしながら、投資活動および資産形成を主な目的としたFP業を行っていきたいと思い独立。

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