やはりインデックス投資が一番なのか?

2月25日のバフェットが株主への書簡で、パッシブ運用の有効性について書かれていたようです。

バフェット曰く、「大口投資家も小口投資家も低コストのインデックスファンドから離れるべきでない」とのことですが。

しかしバフェット自身は、決してパッシブ運用を行っているわけではないのでは?

という気がします。

ですが、遺産の運用方針に関しては、「現金の10%を政府短期債で、残り90%はS&P500のインデックスファンドで運用するよう指示しました(超低コスト投信で知られるバンガード社の投信を勧めます)。こうした方針をとることにより、高額な手数料をとる運用者を抱えている他の投資家よりも、長期では優れた結果を残せると確信します」

としており、やはりインデックス投資は優れていると見ているようです。

おそらく、これは個人的な見解でもありますが。

運用にあたっては、「低コスト」というところが、一番のポイントになっているのではないかと思っています。

バフェットの今回の書簡で、「何兆ドルもの資金が高額報酬を請求するウォール街関係者によって運用・管理される場合、桁外れの利益を得るのは大抵、運用者であり、顧客ではない」と言っており。

運用のプロであり、運用の最先端を行っていると思われているヘッジファンドに対して、運用が悪いという話ではなく、コストが高すぎるからだという話の仕方のようにも思えます。

このような、インデックス投資は、アクティブ運用やヘッジファンドよりもいい成績を上げているという話を聞くと。

アクティブ運用はパッシブ運用に勝てない。

という意見が出てくることが多いかと思いますが。

アクティブ運用がパッシブ運用に勝てないのではなく、アクティブ運用に係るコストの高さが、アクティブ運用の意味を失っているというのが本当の所なのではないかと思っています。

じゃあ、コストが低いアクティブ運用ならばいいのではないか?

という疑問がわきますが。

それは、バフェットの運用成績などを考えれば、正しい見方のような気がします。

バフェットは、自分の報酬を100万ドルしか受け取っていないという話は有名ですが。これは運用資産規模に比べるとかなり低い報酬だと言えます。

つまり、バフェットが運営するバークシャー・ハサウェイは、低コストのアクティブ運用であるとも言えるわけです。

しかし、こんな例は非常にまれなケースです。

結論から言えば、アクティブ運用は自分で行い。プロに任せる場合にはパッシブ運用をしてもらうのが良いということになります。

あれ?と思うかもしれません。なぜなら完全に矛盾しているからですよね。

「プロというのであれば、アクティブ運用でしょ?」

というのが普通の感覚だと思います。

しかし現実は、逆になっている。

金融の世界って、おかしな世界ですよね。


パッシブ運用とは?

パッシブ運用=インデックス運用でほぼ間違っていないわけですが。

パッシブ運用の正しい理解としては、市場の平均値となるような運用を行うことを言います。

もっと言えば、市場全体をまんべんなく買うことです。

個人投資レベルでこれを実践することはほぼ不可能です。

日本だけならばまだしも、世界ともなればなおさらです。だからこそ資金を一手に引き受けて一緒に運用してくれる存在が必要になるわけです。

ちなみにインデックスとは、市場の動向をわかりやすくするために、指数化したもののことで、市場平均=インデックスとは若干意味が違ってきます。

田仲 幹生

ⅭFP(ファイナンシャルプランナー)資格認定者、1級FP技能士、個人投資家

外資系の生命保険会社で営業を行い、後に税理士事務所に勤務、2016年から今までの経験を生かしながら、投資活動および資産形成を主な目的としたFP業を行っていきたいと思い独立。

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