儲かる不動産投資は、地図から探せ! 年収400万円から始める地方不動産投資

不動産投資と言えば、やはり気になるのが人口減少による賃貸需要の減少ですよね。

そうなると当然、投資をするなら都心の方がいいと考えるのはあたりまえなのではと思うところです。

ですが、この本ではあえて地方の不動産を勧めているというところで、他の本とは少し違った感じがします。

そもそも、なぜ地方の不動産投資を勧めるのかは、ローリスクハイリターンの投資ができるからだということです。

地方でも、探せば人口が増加、もしくは横ばいの地域は見つかるという話です。

確かに、言われてみれば、人口減少や過疎化という言葉が飛び交っている割に、人口が減っていない、それどころか増えている地方の地域もあるんですよね。しかも、県庁所在地があるような中央の都市ではないところで人口が増えていたりすることがあったりします。

本の中では、そういう第二の都市が穴場だということでした。

さらに、昔からの地主が不動産賃貸業をやっていたりするケースが多いので、あまり賃貸業を経営感覚で行っていないことも多いそうです。だから、ちょっと差をつけるだけで、周りとは差別化ができることも地方不動産投資の魅力らしいです。

なるほど、確かに思うところはあるな。そう感じました。

この本では、株式投資を例に挙げて説明している部分が結構あり、株式投資がメインになっている私には、感覚的にもわかりやすく感じました。

例えば、株式の銘柄を選択するときに、誰もが知っている有名な大型株を狙うのが、都心の不動産投資だとすると、地方の不動産投資は小型株投資だということでした。

株式投資の場合、長期的な視点でみる成績は大型株よりも小型株の方が良いというデータがあります。日経平均225などをベンチマークとしたインデックスファンド以上のリターンをたたき出しているアクティブファンドのほとんどで、小型株への投資を行っているケースをよく見かけます。

たとえば成績の良いアクティフファンドとして、有名なところで「ひふみ投信」がありますが、組み入れ銘柄の上位には小型株が並んでいたりします。

しかし小型株はリスクが高いという欠点があります。でも、その欠点は、しっかしと下調べなどを行うことでリスクを減らすことが可能だったりします。

地方の不動産投資も同じことなのだという説明には、なるほどなと思いました。

とはいうものの、都心でもない、しかも土地勘のない地域へ投資をするというのは、やっぱり怖いものです。買ったのはいいけれど、入居者が付かなかったらどうしようと考えてしまいます。どうやって下調べをしたらいいものかと考えます。

そこで、地図で立地を確認するという方法がこの本で紹介されています。

私は、とりあえず駅に近ければ何とかなるのではなんて考えている節がありましたが。別に駅に近くなくても賃貸需要があるところにはあるんだなとわかりました。

その地域にどんな人たちが住んでいるのか、近くの工場や会社で働いている人が多いのか、大学などが近いのか、そういう住んでいる人たちを想像して地図をみるということでした。

どちらかというと、駅に近い所ほど、役所が近かったり、会社が近かったり、病院があったりと、住むのにちょうどいい施設が周りにたくさんあるから、駅の近くの物件が無難だといえるのかもしれないと感じました。

それにショッピングモールの近くは、強力なアピールポイントということでしたが、ショッピングモールは郊外に作られていることも多く、この場合、駅の存在はそれほど重要でもないのかもしれないと。

そもそも、地方の人たちは、だいたい一家に一台の割合で車を所有しています。電車を使うことの方が少ないくらいかもしれません。そう考えれば、駅近くというのは一番の重要ポイントというわけでもないと思えてきます。

実際に不動産投資をしてみて、感じるところは、地方の不動産の管理はどうやって取り組んでいけばいいのかってところです。

不動産投資関連の本では、不動産の買い方や売却、融資の受け方、利益の計算のところまでのものはよく見かけるんですが。

買った後、どのように運用していけばいいのか、いい管理会社の選び方とか、リフォームのタイミングや工事内容、会計経理などそういったところを教えてくれる内容のものって少ない印象です。

この本でも、多少触れてはいますが、あまり詳しくは説明されていない印象です。

情けない話ですが、不動産投資一年生の私には、管理会社という言葉の中に、建物の管理会社、入居者管理の管理会社、客つけ仲介の会社など、複数の管理会社等が絡んでいることが最近になってわかってきました。

不動産を売る業者も、その辺の知識はあまり教えてくれなかったため、後になって、そうなっていたんだ。そういうことだったんだ。と一つ一つ気づきながらやっているという感じです。

不動産業界の基本的な世界がわかっていないため、管理会社さんとは話がちぐはぐになってしまっていたかもしれないと思う次第です。

少し話がずれましたが、簡単に行けない地方の不動産投資となれば、おそらく管理会社の存在は重要なことだと思います。その辺の知識等をもう少し詳しく披露してくれていたら、なお良かったかなと思いました。

田仲 幹生

ⅭFP(ファイナンシャルプランナー)資格認定者、1級FP技能士、個人投資家

外資系の生命保険会社で営業を行い、後に税理士事務所に勤務、2016年から今までの経験を生かしながら、投資活動および資産形成を主な目的としたFP業を行っていきたいと思い独立。

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