米国ついにシリアを攻撃?来週の株式相場はどうなる?

共同通信のニュースで、「米英仏、シリアを攻撃 化学兵器の使用断定」というのがでています。

株式市場にも影響が出そうなニュースですし気になる話です。

なにより、最近の株式相場は、地政学リスクを気にした動きが出ていたため、ほぼ間違いなく、株価に反映されてくる気がしますが。

かといってこれで株価が大幅下落となったからといって、そう慌てるものでもなさそうな気もします。

ただ、今年になってから下落傾向にあるようにも見える株式市場ですから、これがきっかけとなって、弱気な材料が多々出てきて、大きな弱気相場に発展する可能性も否定できないかも。と思うところもあります。

単体のニュースではそれほど気にするようなニュースではなくても、そのニュースをきっかけにいろんな悪材料が見え始め、暴落が起こるというのは珍しいことではありません。

いわゆる「バタフライ効果」と呼ばれるものですね。

蝶の羽ばたきが、地球の反対側で、めぐりめぐって暴風雨を起こしているという話です。

本当にそうなのかはわかりませんが、一つのたとえとして言われている話です。

株式市場では、「正のフィードバック」または「負のフィードバック」という現象が起こっていると考えられています。

リーマンショックを引き起こすきっかけとなった、サブプライムショックにも似たようなことが起こったと言われています。

サブプライムショックを引き起こしたサブプライムローンの問題自体は、世界経済にそれほど大きな影響を与えるような問題とはみられていませんでした。

実際、日本の金融機関は、サブプライムローン資産をほとんど保有していなかったため、日本にまで影響を及ぼすことはないと当時言われていましたが、リーマンショックによって日本の株式市場が最も被害が大きくなりました。

まさに、サブプライムローンが蝶の羽ばたきとなって、暴風雨を引き起こしたと言えそうです。

なぜこういうことが起こるのか、いろいろ研究されているようですが、はっきりとしたことは知りません。

ただ、こういうことが起こる。特に金融市場では、結構な頻度で起こっているという事実は、非常に重要なポイントだと思われます。

最近の金融市場は、数学的なアプローチによって、リスクを軽減する方法やリターンを高める方法をいろいろ編み出していています。ロボアドバイザーなどで使われている現代ポートフォリオ理論などがその代表ですが。

実際の相場は、やはりカオス。

数学的アプローチだけでは、まだ説明しきれないところもあるようです。

原因は人の心理による影響だという話もあります。

個人的にもその意見には同感といった感じです。

実際、モメンタムという投資法は、効果があるようです。

モメンタム投資というのは、ざっくり言ってしまうと、ファンダメンタルなどで株価を分析しなくても、株価の値動きなどに注目して投資をすればいいという話です。

今勢いのある投資先へ投資をする。

という事です。

なぜ、それだけで効果がでるのか?

その理由は、モメンタムは人の心理の影響が色濃く出てくるところなので、その人の心理の影響を利用して投資をすることでリターンを得ることができる考えられています。

株式投資は、基本的には市場平均に縛られることになります。

どんなに考えても、または何も考えていなくても、株式取引をしていれば、最終的には平均値である市場平均に落ち着くということになると考えられています。

しかし、その市場平均にも歪みが生じることがあります。

市場平均以上のリターンが欲しければ、その歪みを利用しようという事ですね。

その歪みがどこにあるのか探して出た答えの一つが、モメンタムという事です。

果たして、米英仏のシリア攻撃が、株式市場の歪みにつながることになるのかな?

田仲幹生

投資会社、FP会社 ㈱あせっとびるだーず 代表取締役

投資、資産運用のスクールを運営。
資産運用、ファイナンシャルプランニングの相談などを行う独立系のファイナンシャルプランナー。

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