dポイントを使った資産運用の考え方?

「ちりも積もれば山となる?」ということわざがありますが、今は、「ポイントも貯まれば、資産となる?」ですかね。

最近クレジットカードやショッピングでついてくるポイントを使って資産運用しようという流れが広まっています。

一番最近ですと、dポイントを使って資産運用できるdポイントのポイント投資が始まりました。

他のポイント運用と何が違うのでしょうか?

ポイントを運用するサービスは、大きく2つのタイプに分けられます。

1つが、永久不滅ポイントのポイント運用サービスとdポイントのポイント投資といった、ポイントが増えたり減ったりするタイプのもので。

もう一つが、ポイントを投資信託などの資産に換えて運用するサービスです。

こちらは、楽天スーパーポイントの投資信託ポイント買付サービスと、インヴァスト証券のマネーハッチが該当します。

この2つの大きな違いは、会員資格が失効となった場合が考えられます。

例えば、永久不滅ポイントも、dポイントもポイントの保有者が万が一亡くなった場合、ポイントは失効されるとされています。

また、その場合遺族に継承されるようなこともないとされています。

つまり、どんなに運用してポイント残高を増やしても、最終的に使わずに失効させてしまえば、なんの意味もないこともありえるという事になります。

永久不滅ポイントやdポイントで運用する場合には、ポイントの会員としての資格を失わないように気をつけなければいけないということです。

ただ、dポイントは、家族間などでポイントを共有する仕組みがあるようなので、会員資格を失効させてしまう前に、共有者に譲渡することでこれらのリスクに対応できるのかもしれません。

対して、ポイントを直接投資信託などの資産に換えられるサービスの場合には、投資信託の保有者が亡くなったりしても、それは遺族への相続財産となりますから、資産としての価値は、ポイントを運用する1つ目(永久不滅ポイントとdポイント)のサービス以上と言えます。

つまり、ここからわかることは、ポイントで資産を増やすことを本気で考えている人の場合には、楽天スーパーポイントやインヴァストカードのポイントを貯めた方がいいという事です。

永久不滅ポイントやdポイントの投資サービスは、資産ではなく、あくまでポイントという「おまけ感」を脱し切れていないと言えるのかもしれません。どちらかと言えば、投資を『試しに』やってみようと思った人向け、本格的投資は別で行おうという場合のみのサービスと考えられます。

ポイント運用サービスを行う理由も、投資初心者が投資に慣れるためにという意図があるようですので、「おまけ」でもいいという事なのかもしれないですね。

ポイント運用の投資先に関しても、永久不滅ポイントとdポイントの投資先の方が優れているといったこともありません。

どちらもポートフォリオ理論に基づく資産クラスの分散投資とETFを使う運用法です。

正直投資法だけ見れば、通常に販売されている投資信託などとそう変わりありません。

という事は、楽天スーパーポイントの投資信託買付サービスと運用先もそんなに変わらないという事になります。

インヴァスト証券もCFDという取引を使っていますが、その値動きはETFがもとになっています。

資産クラスの分散投資ではありませんが、株式投資といった単一アセットの中では十分に分散投資ができているようになっています。

また、ポイントはあくまでおまけという事であれば、リスクを下げた運用などせず、高収益を狙って株式投資だけに絞ったほうのが優位に運用ができる気もします。

ポイント投資のメリットの一つに継続的な積立投資ができるというところがあります。

つまり、ポイント投資を行うことで時間の分散ができるために、多少リスクが大きくても十分にそのリスクを軽減させることができると思われます。

個人的に投資をしている感覚としては、資産クラスの分散投資よりも、時間による分散投資の方がリスク軽減の効果などは上だと思っています。

dポイントで行う運用というのは、投資に慣れていない人が、投資を始めてみるきっかけとして利用してみてはどうですか?というもののようです。

ポイントも有効に使って資産を増やしていきたいと考えている人には、dポイントよりも楽天スーパーポイントやインヴァスト証券のマネーハッチの方がお勧めのようです。


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