株価が下落!下落相場ではどんな資産を保有する?

ここのところ株価が下落しています。ただ急落といった感じではなく、徐々に切り下げているなといったイメージでしょうか?

最近では、著名投資家たちの弱気発言も相次いで出てきています。

レイ・ダリオ率いるヘッジファンド、ブリッジ・ウォーターの2019年はほとんどの金融資産が良くない状況になるという発言。

ジョージ・ソロスの新たな金融危機発言もありました。

嫌な予感のする発言が増えてきたような感じもしますが、だからといって本当に相場が崩れるわけでもない、あくまでも予想はできないのが相場というものですよね。

というのも、似たように嫌な発言が増えたけど何事もなかったということは良くありました。

でももし仮に本当に弱気相場が来るとしたら、私たちはどう対応したらいいのでしょうか?

株式市場の弱気相場で買う、もしくは保有したままでも問題ないと考えられる資産は?

株式市場が弱気なのだから、基本的には株式資産は避けるべきと考えられます。ただそれでも弱気相場が来なかったときのために株式を保有しておきたいと考える場合には、高配当株への投資が考えられます。

高配当株は、株式市場がクラッシュするようなことが起きても、市場平均よりも下落率が低い傾向があります。株式市場が上昇軌道にあるときは、それなりの上昇が期待でき、もし暴落や急落が起きても下落幅が日経平均株価などの市場平均より抑えられると考えられる投資先です。

株式市場を離れ、資産クラスで考えるならば、債券投資が考えられます。

金融市場では、株式市場と債券市場が圧倒的に大きな市場規模です。つまり株式市場から逃げ出したお金が、向かうところは債券市場というのが妥当な選択肢となります。つまり株式市場が下落するときは債券市場が上昇すると言われているわけですが、実際には金融危機ともなると株式も債券も一緒に下落することがあります。

それでも株式に比べれば、債券の方が下落幅は小さいので、市場がクラッシュした時のブレーキとして期待できる資産であることは間違いなさそうです。

ただ、外国債券の場合は、為替変動を考えないといけません。

金融危機などの市場の急落や暴落が起こると、円が他の通貨に対して高くなる、つまり円高になる傾向があります。円高ということは他の通貨が安くなるわけなので、外国債券の価格は円ベースでみると下落することになります。

金融危機などを意識した外国債券投資の場合には、為替変動リスクを排除した機能を持つ「為替ヘッジあり」を選択するべきでしょう。

高配当株、為替ヘッジありの債券、の他に金への投資も考えられます。

金は資産の最終防衛ラインと考えられていますので、金融危機などの際には、金が買われると言われています。

実際には、ドルが下落すると金が上昇するという傾向があります。

つまり、株式市場が急落⇒為替が円高ドル安に⇒ドル安によって金が買われる。という流れが想像できるわけです。

ということは、株式市場が急落すると金が上昇する傾向にあるわけですが、ただ問題は金の価格が変動する大きな要因はドル安であるという点です。

金の価格が上昇してもドル安も同時に起こると、円ベースでみると金価格は上昇していないということになってしまいます。

ここでも外国債券と同様に「為替ヘッジあり」を選択する必要があるのかもしれません。

ざっくりと一般的な投資先を対象に、株式相場の急落や暴落に対応する方法を考えてみましたが、最も効果的な方法は、プットオプションや先物を使うといった方法でしょうね。

そもそも資産分散で株式相場の急落に対応しようとしても、それが金融危機クラスの暴落だと、ほとんどの資産が下落するわけなので、下落そのものへの対応というわけではなく、下落幅を軽減する程度の効果しか得られないと思われます。

プットオプションや先物を使うことは、下落相場でも利益を狙うことができるわけなので、まさに下落相場への対応策と言えそうです。

ただ、それが簡単なことではない点がなんとも言えないところです。

下落相場をピンポイントで当てるなんて神がかっています。ほぼ不可能です。

だから、具体的に実行できそうな資産配分戦略で、下落率を軽減するという方法を取らざるを得ないのかもしれません。


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