個人株主、初の5000万人超!?

株式投資を行っている個人投資家が、2017年度で5129万人で過去最多を更新し、個人株主の株式保有額も、18年3月末で100兆円を突破し、2006年度以来の数字だそうです。

多くの人が株式に投資をするようになることは、非常に喜ばしいことではありますが、このようなニュースを見ると若干の不安も感じます。

個人投資家が増えるということは、株式投資を始めたばかりの、いわゆる投資初心者が株式市場に参加しているということになるわけで、株式市場や金融業界というのは、基本的に初心者というのは弱い立場であり、搾取される側にいることが常となっています。つまり、高値掴みをしている可能性があるのかもしれません。

「株式市場が盛り上がっているから、私も始めてみよう。」と初心者が入ってきたところで、「そろそろ株価の上昇期間も終わりも近そうだから、売ろうかな。」と考えるすでに十分な利益を取った投資のベテランが売っていたりするものです。

株式というのは、売る人と買う人の両方がいて初めて株価が成立します。つまり、きちんとした理由を持たず株式を買う人というのは、きちんとした理由で株式を売る人によって損を被りやすいということになるわけで、これが株式投資初心者が高値掴みをしやすい理由と考えられます。

個人株主の保有額が2006年以来というのも気になります。

2006年というと、サブプライムショックが起こったのが2007年、その後リーマンショックとなる大きな金融危機がおこり株式市場が暴落した年の直前です。

その時の水準に達するまで、投資初心者が株式市場に参入してきているというのは、もしからしたそろそろ大きな市場の暴落が起こるのではないかと考えてしまいます。

著名投資家の経済危機に備えよといった発言なども増えてきたりしていることも気になるし、株式市場のサイクル的にも上昇相場はそろそろ終わってもおかしくない。

そして今日見た投資初心者の動向のニュース。

なんとなく不安を感じさせる要素が増えているのかなという気もしなくもありませんが、だからといって簡単に暴落するものでもないのが、やっぱり難しいところですね。


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