大坂選手の全米オープン優勝と株式投資!

大坂選手がテニスの全米オープン優勝で日本が湧いています。

話は変わりますが、株式投資は、テニスにたとえて説明されることがあります。有名なのが『敗者のゲーム』ですが、今回の大坂選手の話題の中にも、株式投資に通じる話がでてきました。

大坂選手のコーチであるサーシャ・バイン氏がいった、「自分が負けていることに気づこう」という話です。

必死になったり、むきになったりすると、自分が置かれている状況がわからなくなる時があります。

特に株式投資やギャンブルといったお金のこととなると、よりその傾向は強くなるように感じます。以前、「忙しい」という漢字は、心を亡くすという言葉からできていると言っている人がいましたが、まさにそういう状況に陥るときが、株式投資やギャンブルをしていると往々にしてあるというわけです。

株式投資やギャンブルをしていると、負けが続く状況に必ず出くわします。もし負けたことがないという人がいるのであれば、単純にその人は経験が浅いだけと考えてほぼ間違いないと思います。

人は負けると、「損をしたくない」という気持ちがどうしても働いてしまい、何としても取り返そうという思いが強くなり、さらなる負けを呼び込んでしまう事があります。

たまたま今回の賭けでは負けたけど、あと数回やれば勝って、その損失を取り返し、大きく利益が出るはずだ。とポジティブ?に考えてしまうあの感覚です。

「負けたくない」という冷静さを欠いている時だけに、より楽観的にとらえようと頑張ってしまっているわけです。

しかし、そもそもそのゲームが「敗者のゲーム」であった場合は、賭けを行えば行うほど損失は増えていくことになるので、いつまでたっても、損失を取り返すことはできません。

ちなみに「敗者のゲーム」とは、確率や統計的に、ゲームを開始した時から負けがほぼ確定しているようなゲームのことを言います。例えば、パチンコや競馬、宝くじといった一攫千金型の勝負ごとによくみられます。

「敗者のゲーム」に、のめり込んではいけない、そんなこと言われなくてもわかっている。

皆そう思うのではないでしょうか?

しかし、現実はそんなに甘くはないものです。自分で思っているよりも自分は弱いものです。

テニス選手などプロのスポーツ選手のような常に勝負ごとの中でプレッシャーと戦っている、強靭な精神力を必要とされる環境にいる人たちでさえ、自分を見失うことがあるようですし、頭で考えているほど、常に冷静でいるということは簡単なことではないはずです。

投資をする上では、常に正しい判断が下せているわけではない、精神状態によって感覚が狂う時があるということを認識することが、とても大切なことだと考えています。

つまりは、投資でいうところの「自分が負けていることに気づこう」は、賭ければ賭けるほど負けを重ねることになる「敗者のゲーム」という仕組みに巻き込まれていないかどうかに冷静になって気づけるようにしよう。

そして、もし負けが込んだときに、今自分が敗者のゲームの中にいると判断した場合には、もう一回などと欲をかかず、すかさずその賭けから遠ざかれるようになろう、というわけですね。

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